はじめに

 ここは素人が日本神話や歴史についての所感をグダグダと語る場所です。
 出来る限り中立を保つつもりではありますが、偏ることもあるかもしれません。にんげんだもの(みつを)
 その時は「ここ明らかに違うよ」と優しく教えていただけると助かります。揚げ足取りだけはノーサンキューのプロセス。

【基本スタンス】

 まずはじめに、私は神話=歴史、とする視点を採りません。
 出雲王国、九州王国などは可能性としては否定できませんが、あくまで推測の域 を出ません。私はギリシア神話の神々を実在の人物として比定する説を採りませんので、同じく日本の神々を実在の人物と比定する説も採りません。アマテラ ス=卑弥呼説信奉者の方には、どれだけ説得いただいても同意することはありませんので、お引き取り下さいますようお願いします。(卑弥呼=神功皇后説、あ るいはヤマトヒメ説は一考の余地があると考えていますので歓迎します。これはまた追々語りたいと思います)
 また、先代旧事本紀などの偽書のほ か、古史古伝の類も採用していませんので、アマテラス男神説も採っておりません。先代旧事本紀であれば、理由は成立年代が明らかに記紀より落ちること(明 らかに古語拾遺からの引用が認められること)、成立した時期に大日如来との習合や武家の台頭による父権の強化により、アマテラスを男とする説が流行したこ と(ちょうどこの時期に男のアマテラスを描いた絵巻物が増えている)など、当時の状況を鑑みると、成立時期すでに衰退していた物部氏が、復権や権威付けの ために誇張を加えたものと考えます。
 ホツマツタヱは言霊を最重要視と謳ってるのに50音な時点で論外です。ホツマに限らず、古史古伝の類は成立 年代を記紀より古いと称しているのに関わらず、記紀以降の概念や言葉が登場したり、50音をベースにした「神代文字」とやらで書かれてたりするので史書と して信頼するに足りません。その存在の可能性が(半ば以上希望的観測でしたが)指摘されはじめたのは鎌倉期でありながら、「神代文字」文献が登場するのは 室町以降、ぞくぞくと発見されはじめたのは折しも尚古思想が高まりだした江戸以降です。
 国や地域に関わらず、口伝で残る場合は文字文献よりも正確に発音や内容が残るのが特徴です。古史古伝を採用しない理由はこれで事足りると思います。
 というわけで、私が採用するのは記紀と同時代もしくはそれ以前の中国文献、公開土王碑各種風土記、その他同時代遺跡からの発掘資料のみとご了解ください。